ヤモリとイモリの違いトカゲとの見た目の見分け方について、どういった点が異なるのかご存知でしょうか。ヤモリとイモリとトカゲは、違う種類に分類されるとは何となく理解していても、細かにその違いを聞かれると分からないものですよね。
この記事を読むと、ヤモリとイモリとトカゲにどういった違いあり、その見た目と見分け方を知ることが出来ます。
ヤモリとイモリの違いや見た目と見分け方
ヤモリとイモリの違いですが簡単な見分け方としては、見た目の特徴を知る方法があります。まずヤモリですが、ヤモリは爬虫類の一種のヤモリ科の生物でその特徴は、体が乾燥しています。
これはヤモリは太陽光をエネルギーに変えて活動できるようになっており、ヤモリの体の表面が乾燥していても問題なく生活できるようになっているからです。
一方イモリですが、イモリは両生類の部類に入り水の中でも活動することができ、体の表面が乾燥しないように粘膜で覆われており、体の表面が常に湿っています。その為、イモリは湿気のある所や水辺で活動をしています。
イモリは体の表面がカラカラに乾いてしまうと死んじゃうため、水辺を周辺エリアとして活動している物がイモリになります。また、ヤモリは敵に見つかってから逃亡を測る際、自らの筋肉の力で尻尾を切り離し逃亡を図ります。
イモリの場合は敵に見つかった場合、水辺に住んでいますので水の中に逃亡を図り、尻尾を自ら切断する機能は有していません。この尻尾を自ら切り離すことが出来る方をヤモリ、出来ない方をイモリとして判断することも出来ます。
また、胴体を掴んだ際、尻尾が切り離された方をヤモリ、逃げようともがく方をイモリとして判断することも出来ますが、両者共に尻尾に関しては、再生をすることが出来ます。
ヤモリは自ら尻尾を切り離した際にしばらくしてから綺麗に再生させることが出来、イモリに関しては事故など何らかの方法で尻尾が切れてしまった場合、再度再生をします。再生能力は尻尾が両者とも再生させることが出来ますが、尻尾以外の再生は両者共に出来ないです。
ヤモリとトカゲの違いや見た目と見分け方
ヤモリとトカゲの違いですが見た目と見分け方で判断する際、ヤモリにはまぶたがありません。ですが、トカゲにはまぶたがあります。
他にヤモリとトカゲの違いを挙げると、基本的にヤモリは夜行性であるため夜見つかることが多いのですが、トカゲは昼に活動をしますので夜見つかることは稀です。その為、夜自宅の中に進入してくるのは大抵ヤモリでトカゲが侵入してくることは珍しいです。
自宅などに侵入してくる際、ヤモリには手のひら部分に吸盤のように機能する手足があり、壁などに引っ付くことが可能ですが、トカゲに果ての部分に吸盤のように機能する手足などはなく、爪を引っ掛けて木や傾斜のある所を登ります。
その為、トカゲが網戸に引っ掛けて登ることは出来ても、ヤモリのように垂直な壁を這うことはトカゲには出来ないのです。ちなみにですが、ヤモリが舌を出し、眼球部分を舐めているのは、眼球が乾燥してしまわないように眼球を舐めています。
これもヤモリとトカゲの違いを比較した際の特徴で、トカゲにはまぶたがありますので眼球を舐める必要性が無いのです。他にヤモリとトカゲの特長による違いとしては、ヤモリは危険が迫ると仲間に危険が近くに迫っていることを知らせるために鳴きますが、トカゲは鳴き声を上げません。
また、仲間に自分はココにいるということを知らせるためにもヤモリは鳴きますが、トカゲは日中に活動しますので鳴いて仲間に知らせることはなく、仲間も肉眼で仲間のいる場所を確認します。
ヤモリの場合は夜に活動するため、仲間との距離を確認する際鳴きます。周囲の天敵は目が良い生物ばかりではないので、ヤモリは暗い場所であれば泣き声を上げても大丈夫なのです。ですが、明るい場所ではヤモリは鳴きませんので天敵に見つかることを恐れているとされます。