ヤモリとイモリの違いは毒あるか無いか!その毒性は

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ヤモリとイモリの違い毒あるか無いかで一部を判断できますが、具体的な毒の有無や毒性はご存知でしょうか。ヤモリとイモリはその見た目がそっくりで、一見その違いが分からなかったりします。

この記事を読むと、ヤモリとイモリの毒あるか無いかの違いや日本にいる種についての安全性がどうなのかを知ることが出来ます。

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さ~て!今から、ヤモリとイモリの毒性の違いや毒あるか無いかを解説しちゃうぞー!

ヤモリとイモリの違いは毒あるか無いか?

ヤモリとイモリの違いですが、毒あるか無いかという点で見分けることも可能です。ヤモリは基本的に毒がありません。ですがこのヤモリとイモリの違いの見分け方は結構危ない見分け方でして、実はヤモリの中にも毒を持つヤモリ2種だけ存在します。

「メキシコドクトカゲ」と言うヤモリの仲間と、「アメリカドクトカゲ」と言うヤモリの仲間は外来種のヤモリで毒をもつものがいます。でも、安心してください。この2種類のヤモリくらいしか毒をもつヤモリ科の生物はいません。

幸いにもまず日本で「メキシコドクトカゲ」や「アメリカドクトカゲ」見かけることは無いです。さらに、毒をもつ生物を飼育するには日本の場合、届出が必要ですので、きちんと管理されている飼い主で無ければ変わったヤモリを買うこともできないのが日本の法律です。

次にイモリですが、「アカハライモリ」など毒性は、ふぐと同じテトロドキシンの毒をもちます。ですが、いくらこれらのイモリの毒性がフグと同じだからといっても触った程度では毒にやられてしまうと言うことは無く、表面に出てきている毒で手がかぶれてしまう程度です。

問題は毒イモリを食べてしまった場合であり、ふぐと同じ毒性ですので危険と感じるでしょうが、まずイモリをそのまま、生で食べようとは思わないでしょう。また、必ずしも、強い毒性をイモリ全種が持っているわけではありません。

自然環境によってイモリの毒性は変化するため、必ずしも強い毒性が現れるわけではないので、イモリの串焼きなどを昔は日本でも食べてられていたのです。アカハライモリの毒性は、それほど強くは無いですので、まずい森の串焼きを食べて具合が悪くなったと言う話しは聞いたことがありません。

ちなみに他のイモリもこのテトロドキシンの毒をもつのかということですが、日本ではアカハライモリだけがこの強い毒をもちます。そのため、イモリの毒に関しては、アカハライモリだけに気をつけて置けば問題はありません。

海外のイモリの場合、毒を吐き出すイモリなどもいますので海外のイモリについては未だどのような毒をもっているか分からないイモリも多くいます。海外のイモリについては注意が必要ですが、どちらにしろ、日本では毒を持つ生物を買うには届出が必要ですのでまず、毒イモリをお目にかかることは無いでしょう。

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ヤモリとイモリは似てるけど、日本のヤモリは全て毒無しなのね!

イモリの毒性はどんな種類があるか

イモリの毒性は、テトロドキシンでフグと同じ毒を持ちます。他には、「ファイアサラマンダー」と言うイモリも毒をもち、こちらも同じ様に神経毒をもちますが、アルカロイド系の毒をもつと言うことしか分っていないです。

「ファイヤサラマンダー」のイモリの場合、毒を出す際、毒腺と言う場所から毒を噴射させ相手に毒をぶつけますので、日本の「アカハラヤモリ」とは違う毒をもちます。

ファイアサラマンダーの場合は、呼吸や血圧上昇を伴う毒性を持ち、日本のアカハライモリについては神経毒でふぐと同じ毒ですが、量や濃度に違いがあるためどれほどの毒性を持つかは今現在不明です。

これはファイアサラマンダーも同じでどのくらいの毒性を持つのか、食べる餌により毒性も変わる為、毒の強さについてもまた不明確です。ただし、ファイアサラマンダーの毒は、身の危険が迫った際に顔の横から噴射されますので自分が棄権であると認識しない限りは噴射しません。

その為、ファイアサラマンダーはペットとしても人気があり、噴射される毒にさえ気をつけていればペットとして飼うことも可能なイモリです。毒をもち有名なイモリとしては、この2種が有名ですが、イモリ自体に毒があるというわけではありません。

実は、この毒イモリたちは自然界で過ごすうちに食べる餌による毒性が体内に蓄積することで毒を持ちますので、どのくらい強い毒性のなるかと言うのは全く分らないのです。

ですが、この2種しか強い毒をもつイモリは飼育されていませんし、存在すら知られていません。イモリの飼い方などの注意事項なども確立されていますので毒をもつからといって飼育することができないと言うわけでは無いのですが、事故などについては自己責任になります。

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ほうほう!毒イモリといっても、食べるエサによる毒素の蓄積でイモリの毒力が決まるのか!