ヤモリの縁起がいい理由と効果について、どうしてそう伝えられるようになったのかご存知でしょうか。ヤモリは家を守る象徴として、一族の繁栄をイメージされる有難い生き物です。
また、ヤモリの能力の高さの機能性を取り上げて、風水的な意味合いでも縁起が良いとされています。この記事を読むと、ヤモリがどうして縁起がいいとされているのかという理由とその効果について知ることが出来ます。
バイブル
ヤモリが縁起がいい理由
ヤモリが縁起がいい生き物として知られている理由ですが、ヤモリは一度にたくさんの子供を産み育てあげる事に由来します。このことから東南アジア圏や日本では、繁栄のシンボルとしてヤモリは縁起がいい生き物とされています。
他には中国や日本などもそうですが、風水で白い色をしている爬虫類や蛇は金運のシンボルとして縁起がいいと担ぎ上げられています。その中でもヤモリは遺伝子の変異によって偶然にも白いヤモリが生まれてきた白いヤモリを運良く見つけた場合、金運がアップすると言うことで縁起がいいと古来より言われています。
また、日本では、ヤモリのことを「家守・守宮」と書きます。この感じの語呂の良さから縁起がいい生き物であるとされています。このように日本の場合、そのヤモリの漢字名称の名前の語呂の良さや子供をたくさん生み育てあげることなど、一族が次の世代に続くと言う意味合いで縁起がいいとされます。
これはインドネシアなどでも同じ考え方でインドネシアにおいても日本と同様に、たくさんの子供を生むヤモリのことを繁栄のシンボルとして捉えております。ヤモリが現れた際には、一族が反映するという考え方が東南アジア圏でも強く、とても縁起がいいことであると考えています。
金運に関しては、中国古来の考え方であり風水の分類になります。その風水の考え方がそのまま現在の日本に伝えられておりますので、白いヤモリを見た際には金運がアップするという風水的な意味は元々は中国から日本に入ってきた考え方です。
それが風水と言う形で日本にヤモリの縁起がいい言い伝えが広まり、現在に至ると言うだけのお話ですので、日本の古来の元々あった考えとは少し違います。
バイブル
ヤモリは縁起がいいとされる具体的な効果
ヤモリの縁起がいい風水的な効果があるとされる伝承は、古来の日本ではヤモリのことを「家守（やもり）」と呼び、家を守る神様であると神格化されていたからです。
現在では、ヤモリがそのように特別に神格化はされた扱いになっていませんが、昔はヤモリを縁起がいい効果的な神様としてあがめられていたこともあるというお話です。
また、ヤモリには吸盤のように機能する特殊な毛が密集した手のひらを持っており、これが人間関係をとり持つ風水的な効果があるといわれています。つまり、ヤモリは人間の中を接着する役割がある恋のキューピット的な意味合いとして縁起がいいとされていたこともあります。
このようにヤモリが持つ特徴や名前、そしてヤモリの持つ機能をたとえて縁起がいい効果があるとされ、古くから大切にされてきた生き物として定着しております。
特にご年配の方であればあるほど、ヤモリをとても縁起がいい風水効果のある生き物として考えており、殺してしまうことはもちろん駆除することをためらう方もいます。
これは駆除することで、ヤモリが持つ繁殖能力が失われ、祟りが起きると考える昔の信仰が根強く残っているため、ヤモリを見つけた場合には殺してはいけないとご年配の方から教えをもらっていた方も多いのではないでしょうか。
他にヤモリの縁起がいいとされる効果の伝承ですが、風水の考え方として白いヤモリがいた場合に金運を呼び込むという考えがあります。風水では白い動物、遺伝子の変化で色素が抜けた動物は金運を運ぶ使いであるとされています。
アルビノと呼ばれる白い生き物はそれだけで縁起がいい訳でありますが、特に爬虫類のアルビノは風水効果の観点から好まれることが多く白いヤモリだと効果が高いと云われています。
実は、この白いヤモリは私たち人間が縁起がいいと勝手に決めて風水的な効果が高いとされているわけでありますが、ヤモリ自身にとっては遺伝の突然変異であるため仲間のヤモリとコミュニケーションが取りづらい一面があり、必ずしも白いヤモリ自身が幸運とは限りません。
バイブル